Obsidian では、タグでもページリンクでも関連ノートを検索することができるので、利用方法は分かれると思いますが、その使い分けについて紹介します。
機能
タグ
#
から始まる単語で、何らかの区分けに利用され、検索に利用される。Obsidian では /
を利用した階層化が可能です。
リンク
Wikiname形式([[ファイル名]]
)でページへのリンクを張ります。Obsidian では、Backlink として、自分へのリンクを持つページを容易に調べることができます。
使い分け
タグをおすすめ
自分は一覧から選択する場合は、階層化タグが便利だと思います。タグを階層化することにより、選択肢がドロップダウンで選択できますし、絞り込みも容易です。
- タスクなどのステータス
- 会議などの種別
もちろん、ノートもファイル名による絞り込みはできますが、絞り込みに必要な文字入力数も多く、特に zettelkasten 形式のノートはファイル名での検索は非常に困難だと思います。
リンクをおすすめ
一方ページリンクは、個別にノートを関連付けてページリンクから関連するノートを渡り歩くのに便利です。タグでは対象が多くなり過ぎて特定のノートを探すのが難しくなったり、タグが増え過ぎてしまい適切なタグを探すのに時間がかかってしまいます。
また、ノートにした場合には、そのノートに情報を持たせることができるので、マスター的な利用も可能です。
- 組織(客先、自社部門など)
- 特定組織に対するタスクや会議などが探しやすい
- 人(社内外)
- 任せたタスク、同席した会議、出身地や誕生日など雑談情報
表示の簡略化
タグの絵文字表示
タグは通常、そのタグのまま表示されるので、特に階層化したタグは表示幅をとってしまいますが、CSSスニペットを利用して絵文字表示が可能です。詳細は、プレビュー表示変更 - Obsidianを参照してください。
リンクの簡略表示
ページリンクは [[ファイル名|別名]]
で簡略表示が可能です。もちろん絵文字も利用できますが、大量のノートを絵文字だけで区別は出来ませんが、先頭に絵文字を入れるだけでも分かり易くなります。
また、CSSスニペットを利用して一括(強制)簡略表示も可能です。詳細は、プレビュー表示変更 - Obsidianを参照してください。