Lifelog で様々な情報を残す習慣ができてきたものの、単に記録するだけで活用できていないことに気付きました。いかにして簡単に情報活用できるのか、ここでは自分なりの管理方法について紹介します。
整理より検索
最初、メールやファイルをプロジェクトや取引先などでフォルダ分けしていましたが、複数のプロジェクトや取引先に関係する情報も少なくありません。その場合はどこに振り分けるか迷い、検索にも時間がかかったり漏れたりすることありました。
そして、ChangeLog 記録方式を知りました。プログラマーではなかったものの、情報は1箇所にまとめて探すと割り切ることにより整理のストレスから解放されました。しかし、議事録やブックマークなどのテキスト情報はそれで管理できるようになりましたが、ファイルやメールは探すのは簡単ではありません。
転職して Mac を利用できるようになり、Hook を知ってから状況が一変しました。メールやファイルへもリンクを張ることが可能になったのです。
テキストファイルにメールの主要箇所を引用しながらリンクを張り、メールを見ると全文やスレッドを見ることができます。ファイルも簡単な説明やタグなどを付けて管理できますし、 Logseq であれば、pdf の引用も簡単で便利です。
自動的な関連付け
学生時代は UNIX で Emacs を利用していたので、懐かしさもあり、メインPCをMacにしてからは org-mode を使って情報は1ファイルにまとめ、Emacs の検索機能を活用していました。
そして、今度は Obsidian を知りました。WikiName 方式で関連付けを簡単に行うことが可能で、様々なプラグインにより簡単に情報の登録および検索ができます。Hook も Markdown 方式のリンクを生成できるので親和性も高く、全ての情報は Obsidian で管理することを決心して、サイト構築用のプラグインも購入してブログを開設しました。
しかし、その次に出会ったのが、Logseq です。考え方自体は Obsidian にかなり近いと感じるのですが、Logseq では、関連情報の見せ方が非常に洗練されていると感じます。
Obsidian でも関連付けられた情報を見ることはできるのですが、その見せ方やフィルタリングが非常に洗練されていると感じます。Obsidian でも Dataview プラグインで関連情報を柔軟に見せることはできるのですが、それでも意識的な処理が必要で、Logseq では標準機能として意図しなくても必要情報が簡単に探し出せるようになっており、意図しない気付きも得られます。
使い分け
基本的な情報管理は Logseq を使いながら、Word 文書の Markdown 変換結果も含めた詳細検索では、Obsidian を利用した情報管理方法について、これからも投稿していきたいと考えています。