日付入力

情報管理のみでなく、ファイル名への付加など、様々な場面で日付入力を行います。IMEで今日の日付や現在時刻を入力することはできますが、選択などが面倒です。 Alfred の機能を利用することで、素早く現在の日付や時刻を入力することができます。また、タスク管理などで必要となる月末月初も簡単に登録できます。

トリガー文字

全体にセミコロン(;)で始まるようにしています。日本語/英語キーボード共に右手小指になっていますが、日本語/英語共にセミコロンの出番が少ないし、ホームポジションからすぐに起動できるので便利です。 他に、x / カンマ(,) / ピリオド(.) / コロン(:) も考えられます。プログラム言語や変数の名前に依っては、x / ピリオド / コロンの直後に何か書く場合もあると思います。カンマやセミコロンの直後に何かを書くことは多くないと思うので、これらを使うと誤爆は少ないと思います。

今 / 今日 / 昨日 / 明日

Alfred の Snippet 機能で利用可能です。自分の使い方では、テキストファイルは区切り文字付きで 2022-06-01 と記載しますが、ファイル名に付与する時などは区切り文字なしで 20220601 としています。

Snippet

Name Keyword Snippet
;nw 2022-08-21 07:58
今(区切りなし) ;xnw 20220821 0758
今(曜日あり) ;wnw 2022-08-21 (日) 07:58
今(Zettelkasten) ;znw 2022-08-21 0758
今日 ;td 2022-08-21
今日(曜日あり) ;wtd 2022-08-21 (日)
今日(区切りなし) ;xtd 20220821
昨日 ;yd 2022-08-20
昨日(曜日あり) ;wyd 2022-08-20 (土)
昨日(区切りなし) ;xyd 20220820
明日 ;nd 2022-08-22
明日(曜日あり) ;wnd 2022-08-22 (月)
明日(区切りなし) ;xnd 20220822
  • ; の直後を x とした場合に区切り文字なし
  • ; の直後を w とした場合に曜日あり
  • ; の直後を z とした場合に Zettelkasten と同じ形式で以下のような時に利用可能
    • 'Create new note' でファイル名なしでファイルを作成した場合のファイル名
    • ファイルを保存する時に日時を付与する時
  • d の直前が p なら前 (previous)
  • d の直前が n なら次 (next)

月末 / 月初

他と同様、 Alfred の Snippet を使いたいのですが、標準の日付機能そのままでは取得できません。 Workflow 機能を利用して、Snippet を Input として、シェルスクリプトを利用して日付を取得します。

Workflow

Alfred Workflow

  1. Input - Alfred - Snippet|Snippet
    • 自分は他の日付同様の操作性を得るため、 Alfred - Snippet|Snippet から起動しています
    • 頻繁に使用するならショートカット利用も可能です
  2. Action - Shell Script
    • 以下、Shell Script 参照
  3. Utilities - Transform
    • Shell Script 結果で末尾に改行が入っているので、Trim Whitespace で改行を削除
  4. Output - Copy to Clipboard
    • Mark Item as transient in clipboard はお好みで

Shell Script

Name keyword Command
今月末 (End of month) ;eom date -v+1m -v-1d -j -f "%Y-%m-%d" $(date +"%Y-%m-01") +"%Y-%m-%d"
前月末 ;eopm date -v+0m -v-1d -j -f "%Y-%m-%d" $(date +"%Y-%m-01") +"%Y-%m-%d"
次月末 ;eonm date -v+2m -v-1d -j -f "%Y-%m-%d" $(date +"%Y-%m-01") +"%Y-%m-%d"
今月初 (Beginning of month) ;bom date -v+0m +"%Y-%m-01"
前月初 ;bopm date -v-1m +"%Y-%m-01"
次月初 ;bonm date -v+1m +"%Y-%m-01"
  • d の直前が p なら前 (previous)
  • d の直前が n なら次 (next)
  • -v+0m は不要ですが、分かり易くするために残しています。
  • ファイル名で使う事はほぼないので、x バージョンは作っていません
    • 必要な場合は、最後の +"%Y-%m-%d" / +"%Y-%m-01"- を削除してください

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